今回の第50回は晩秋の11月29日、新型コロナの為、通信句会で実施しました。
お蔭様で12名の参加、投句84句、参加者は(敬称略)下記のとうりです。
本井英、工藤恭輔、粕谷経、馬場紘二、倉田信次、塩川孝治、小川洋太、
大塚次郎、湯浅善兵衛、前北かおる、杉原祐之、深瀬一舟。
ご報告させて頂きます。
(自作選)
・嵐電に場末とてあり夕時雨 英
・時雨るるやマスクに覚ゆ温かさ 紘二
・大根煮美味し妻居て家の味 恭輔
・紅葉と朱色を競う仁王門 伸次
・地下鉄を出でて北山時雨かな 孝治
・北山は晴れ烏丸は夕時雨 洋太
・石段の半ばに時雨来りけり 次郎
・紅葉の懐に入り一人佇つ 善兵衛
・特急も急行もなき時雨か かおる
・松並木より見上げたる時雨かな 祐之
・長き髪時雨の粒を纏ひけり 経
・忘年会オンラインとて華やぎて 一舟
(次回の予定)
・令和3年06月27日(日)
・令和3年11月28日(日)
場所は大磯の鴫立庵、白金の自然教育園等が候補に上がっています。
皆様、来年も吟行に参加出来るように、新型コロナに万全の対策で生き抜きましょう。
では