HOMECOMING REPORTホームカミングデー報告

2025年

ホームカミングデー報告 ―25期―

俺たちのシキコーは今もシキコーだ

 令和7年10月25日、我々25期は招かれ、久しぶりに母校に集まった。総勢68名。

 懐かしいあの顔この顔……とはならず、「お前誰よ?」状態。劣化とまでは言わないが、その変貌ぶりに驚愕。まぁ、「自分も鏡を見てみろよ」という話ではあるのだが。

 ご来賓として臨席いただいた、小坂孝樹慶應志木会会長、山内慶太慶應義塾常任理事、河野文彦校長の皆様、そしてこのイベントの実現にご尽力いただいた関係者の方々に、改めて心より感謝を申し上げます。

 式典では、幹事の指名により、25期代表として挨拶させていただいた。

 一期最初の授業が日本史で、いきなり大塩平八郎の乱から始まり、一期で明治維新までしか進まなかったこと。生徒会予算案が総会で否決され、翌週の午後の授業を臨時総会に充ててもらったこと。お恥ずかしいが、停学やむなしの失敗に対し、一人の尊厳を守りつつ、誰もが納得する寛大な措置を取っていただいたこと。

 自然豊かなキャンパスと人間味あふれる教職員に恵まれた、あの自由な3年間こそが自分の原点である――そんな思いを、久しぶりの仲間と母校の空気に触れ、やや気分も高揚したまま話させていただいた。

 同期なのだから仲間がウケるのは当然だと思っていたが、臨席された河野校長が大いに反応されていたのには、話しながら驚いた。

 式典後、事務室の受付で何気なく手にした2026年の学校案内。河野校長の挨拶文は、「慶應義塾志木高等学校は森の中にあります。」で始まり、「多様性豊かなキャンパス・専門性の高い授業・創造性あふれる生徒」と続いていた。家に持ち帰り熟読し、確信し、そして何より嬉しかった。俺たちのシキコーは今もシキコーだ。

25期 大野 春光

ホームカミングデー報告 ―50期―

 2025年10月25日、卒業25周年を迎えた50期生としてホームカミングデーにご招待いただき、卒業式以来となる志木高を訪れました。久しぶりに乗車した東上線の車窓から広がる風景に青春の日々を思い返しながら志木駅に降り立つと、駅ビルをはじめ周辺の景観が少し変わっておりました。かつて毎日のように歩いた道でありながら、志木高までの道のりで思わず Google Map を頼ることになるという、思いがけない出来事から一日が始まりました。そして、会場となった職員室上の会議室に入るや否や、25期の先輩方が約70名も集われていたのに対し、我々50期はわずか5名という参加状況で、その差に圧倒される思いでした。

 会場では、河野校長をはじめ、城石教諭、井澤教諭、中地教諭など、在学時にご指導いただいた先生方の変わらぬお元気なご様子を拝見し、久方ぶりに生徒時代の懐かしい気持ちが込み上げ、当時の思い出話にも花が咲きました。ホームカミングデー終了後には、教室、食堂、体育館、校庭、プール、部活棟を巡り歩き、仲間と語らいながら、当時の記憶がつい数年前の出来事のように鮮明によみがえってまいりました。当日開催されていた収穫祭では、それぞれ思い思いの過ごし方を楽しむ志木高生の姿に当時の自分たちを重ね合わせる一方、自らの子どもがちょうど高校生前後の年齢となったことにも思い至り、時の流れの早さをしみじみと感じました。

 今回の参加人数こそ少なかったものの、この再会を契機として、東京のみならずニューヨークでも同窓会が開催されるなど、50期のつながりが再び動き始めています。次回、卒業50周年で再び招かれる折には、より多くの同期とともに志木高を訪れたいと願っております。

50期 髙岡 功